ピクシブ知らない大学生がピクシブ総合職向けインターンに行ってきた話
こんにちは、はれてブログ開設にいたりました。
9/12、9/13、9/14の3日間
ピクシブの総合職向けインターンシップに行ってきました。
タイトルの通り、ピクシブのインターンシップに参加するまで、ピクシブという会社やサービスについて全くと言っていいほど知りませんでした。
(一度だけpixivでテクスチャー素材を検索かけたくらい)
そもそもpixivに投稿されるようなイラストやアニメには興味ないし...
そんなピクシブと無縁の大学生がなぜブログを開設してまでピクシブのインターンシップについて書いているのか?
結論から言うと
めちゃくちゃ行ってよかったと思えた!
得るもの、授かることがいっぱいあったそんなインターンシップでした。
今回はそんな感想を持つに至ったインターンの内容と3日間通して自分が感じたことを記録したいと思います。
ピクシブのインターンシップに応募した理由
なぜ応募しようと思ったか?...
夏休みに入ったテンプレ大学生の僕は「3年生の夏=インターン!!」ということでいろいろな会社のインターンシップを見ていました。
そこでたまたまピクシブのインターンシップページに出会ったわけです。
(なんで数あるページからピクシブのページを開いたのかは覚えていません笑)
これを見てください。
社員さんと戦える???エナジードリンクの認知拡大???
「これインターンなの???純粋に楽しそう!!!」
自分が大学3年間、絶えずやってきたことといえば、こういったアイデアコンペくらい。それに自分めちゃくちゃエナジードリンクが大好きです。
これは自分のためのインターンシップでは??
なんて思いつつ、応募しインターンシップに参加することになりました。
インターン1日目
ビビりで人見知りの僕は、朝恐る恐る出社しました笑
一緒に参加するメンバーの自己紹介を聞いてみんなすごいなあと思ったり、変わってるなあと思ったり良い刺激を受けつつ、半分ビビりながら自己紹介をしました。
このインターンの内容をざっくり言えば、
インターン生3チーム+社員さん1チーム=計4チームによる企画コンペ
最終日に各チームプレゼンテーションを行って優勝を決める
それまで班で自由に会議をして企画を考えてください
というものでした。
チームは、
ピクシブインターンはこれで3回目(え、なんで3回目www)の"もなっち"
個人事業やっています大学生の"かずくん"
の3人チームでした。
お世話になる社員さんと一緒に用意していただいたお昼ご飯を食べ、
課題の詳細のオリエンテーションとマーケティングについての講義を受けました。
課題について簡潔にまとめると
・ピクシブが作ったエナジードリンク「pixiv DORADO」が認知され、欲しいと思わせる企画を考えよ!
・予算は100万円
・良い企画は実施に移してくれる
ざっとこういうものでした。
早速、各チーム課題へ取り組みました。
この日は、競合であるレッドブルのブランディングを分析したり
ピクシブという会社とそのサービスについて詳しく調べたり
ターゲット設定について考えてみたりしました。
前述の通り、ピクシブについてほとんど全く知らなかったわけですが、めちゃくちゃピクシブのこと知ってる+ピクシブインターン3回目で貫禄がにじみ出ている"もなっち"が色々と教えてくれました。
初日にすぐ思ったことは、
3人で合意形成するのって難しい、、、ということです。
3人チームでメンバー同士の意見が割れた場合は、メンバー誰か1人に納得させないと意見が通りません。
チームメンバーの一人の"かずくん"は、めちゃくちゃ論理的にものごとを考えることができる人でした。説明が論理的かつ丁寧で人を納得させる力がありました。
そんなかずくんとたびたび意見がわかれることがあり、初日は2人をなかなか納得させることができず、苦しかったです。(それでも、すぐに意見に乗っかることはせず、ツッコミをいれて議論できたことは良かったと思っています。)
インターン2日目
この日が一番の山場でした。けど、一番自分と向き合えた日でした。
ついでに、ようやくチーム内で少しずつ打ち解けていきました。
1日目に「ああ〜、初対面の人と企画を練るのってこんなに息苦しいものなのか〜」という感想を密かに抱いていたのですが、2日目にはどこかにいってしまいました笑
この日は、ほぼ一日中課題の取り組みに時間があてられました。
午前の段階で施策の方向性(施策でやるべきこと)が定まってきていたので
「夕方くらいまでには施策案がまとまれば余裕生まれるね〜〜」
なんて話をしてたのですが、そう簡単にはいきませんでした。
結果、夜10時くらいまで会社に残って企画を練っていました笑
いい施策ってなんだろう?と3人で議論し尽くしてやっとのことで
「この案いけるのでは???」
というところまでたどりつくことができました。
この日のpixivDORADOの消費量はダントツ。休む間もなく頭をひねり続けられたわけです笑
ちなみにピクシブは、インターン生もフリードリンク制でした。(ありがたい!)
pixivDORADOだけでなく、ペットボトルのお茶や缶ジュース、お味噌汁なんかもありました。
あとこの日気づいたのですが、このインターン意外にもピクシブで働かないとみないとわからないような社内の雰囲気を感じ取れる仕組みにもなっていました。
ピクシブは社内がとてもオープンで部署ごとに仕切りなどがありません。インターン生の隣で当たり前のようにミーティングをして声もガンガン聞こえてきます笑。そんな議論の様子などをみてると、なんとなくピクシブの空気感が伝わってきました。
家に帰ってからも深夜に Slack上でスライド制作と最終調整をしつつ、3日目を迎えました。
インターン3日目
この日はプレゼンの準備とその他のイベントでいっぱいいっぱいでした。
午前中は全体会議に出席しました。全体会議ではピクシブの社員さんが部署ごとに進捗報告などを行っていました。全体会議のところどころで社員同士の仲の良さや楽しそうな様子が垣間見れました。
お昼はランチ会に参加しました。
ピクシブでは毎週水曜日に社員全員でお昼ご飯を食べるランチ会というものがあります。毎週ランダムに席が決められるらしく、部署が違う人ともコミュニケーションがとれる仕組みらしいです。そこでは、社員さんそれぞれの仕事の話や趣味の話がいっぱい聞けました。
そして、いよいよ本番のプレゼンの時間がやってきました。
自分は具体的な施策の部分をプレゼンしました。緊張はそこまでしませんでしたが、うまく魅力を伝えきれなかったなあというのがプレゼンしてみてすぐの感想でした。具体的には、分析の流れを汲んだ企画であるという部分が上手く伝えられなかったような気がしました。
〜〜質問タイム〜〜
予想以上に突っ込まれました。(撃沈)
まだ固まりきっていないところをプレゼンしてしまったところも見事に突っこまれました...
社員さんの質問ひとつひとつ鋭いものでした。
〜〜結果発表〜〜
結果は、、、敗北
プレゼン前にあった勝利への自信は無残にもついえてしまいました...
こういうコンペものって負けると本当にくやしいんです。
結果発表後は、お葬式ムードでした...笑
そんなムードの中、チーム内の反省でまずあがった敗因は、
納得した施策案を出すことにこだわりすぎてプレゼン準備に時間が割けなかったこと
でした。
いただいたフィードバックでも分かりにくかったという意見や上手く伝わってなかったものが多かったので
・伝わらなかった要因は何か?
→プレゼンの準備にかける時間が足りなかったから。
・なぜプレゼン準備に時間がかけれなかったか?
→時間を気にせず納得した施策案にこだわり続けたから。
こんな風に考え、時間配分がいけなかったんだと反省していました。
その後は、インターン生とお世話になった社員の方で打ち上げ!
これで3日間のインターンは幕を閉じました。
まとめ
3日間のインターン、与えられた業務はほぼ課題取り組みのみ。
じっくりと課題と向き合う時間が与えられました。
その結果、個の力がどれほどのものか試され、気づけたことがいっぱいあったインターンシップだったと言えます。
例えば…
課題に取り組んで気づいたこと (僕の場合)
⑴ 環境に適応するのがおそい
⑵ やっぱりプレゼン力
⑶ 自分はチーム内で何ができるか考えるべき
⑴は、当たり前っていえば当たり前なのかもしれないけど、会議をする上で最初に考えていくことや考える手法がそれぞれ違いました。
いままでこういった企画を練るときは、だいたい同じメンバーでやっていたので、会議の進め方が違うということはありませんでした。
そんな環境に適応できず、違和感から逃れられず、少し固まってしまった自分がいたような気がします。2日目からはなんとか適応させていけたと思うのですが、すぐに全力がだせるようにしていかないとだと感じました。
⑵は、プレゼン力って大事だなあとつくづく思いました。自分の班は、施策の世界観やイメージがつかめるようにプレゼン資料のプロトタイプづくりには力を入れていたのですが、言葉でうまく説明できなかったのでそれを効果的に活かすことができませんでした。もともとプレゼン力はインターンに参加する前からの課題でした。プレゼンの質を上げるためのヒントをこのインターンで気づかせてもらったような気がします。
優勝したチームや社員さんのチームのプレゼンはとてもわかりやすく参考になりました。
⑶は、自分のできることをもうちょっと自信をもって還元すべきだったなあと思いました。例えば、チーム内でこういったコンペに参加したことがあるのは自分だけでしたので、「施策を考えるのに時間かかってプレゼン準備できなくなるよ」とか一言、声をかけることで、反省にあがった時間配分ももっとましになったのではないかと思いました。
自分の課題が洗い出しできるインターンシップでした。
だから行って良かったと思えた。
自信を持ってお勧めできるインターンシップです。
自己満のためにも長くなりましたが、こんなかんじです。
3日間貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。